ここに来て 空前の『ひつじのショーン』ブーム到来 2016/10/31/Mon

ニック・パークのクレイアニメが大好きで、『ウォレスとグルミット』は、ビデオテープが擦り切れるほど繰り返し繰り返し見て来ました。
日本語版の欽ちゃんの吹き替えが最高です。

そして、
この夏から、私とペンちゃんに『ひつじのショーン』ブームが到来。『ウォレスとグルミット』に登場していたキャラクターのスピンオフとして作られ、もう10年ほど前からNHKで放送されています。これまでそんなでもなかったのに何故かここに来て、はまっています。

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とにかく癒されます。何が良いって、台詞がありませんのよ。
1話7分のアニメ(ストップモーションアニメーションです。粘土の人形を少しずつ動かして撮影したものをつなげる手法)ですが、動物、羊や犬の鳴き声と、一応人間も登場しますが、オ~とか、ウ~とか、チッとか、ブツブツ言う音を発しているだけで言葉は発しません。これは羊目線の人間を描いているからだそうです。

とにかく発想が面白い。ショーンは牧場主の見ていない所では普通に二足歩行で、羊毛は着脱可能、下には赤いブリーフを履いていて、ヘッドフォンで音楽を聴いたり、人間と同じように行動します。いたずら大好きな男の子、頭の回転が速くて何にでも興味を示します。セリフがないので、すべてを子供にも理解出来るように描写されていて、脚本が単純明快で秀逸です。クスッと笑えて、後味スッキリ。
イギリスのカントリーサイドの牧場が舞台なので、私は秘かに牧場主の家のインテリアを楽しみにしていて、家具や壁紙、照明器具、家電製品など粘土なのにちょっと憧れています。

昨年公開された映画『ひつじのショーン バック・トウ・ザ・ホーム』は我が家では最高傑作の呼び声高く、もちろん1時間以上まったく台詞なし。すべてを粘土で表現する忍耐と根性、爆笑&ほろっと泣かせる名作です。
これを見ると、ありきたりの日常がどんなに大切か思い知らされ、しかも「誰しもみんな必ず誰かに必要とされている」という温かい安堵感に満たされます。ペットがいる方は、たぶん胸がキュンとなると思います。

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ペンちゃんは今発売されているDVDをすべて購入。

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ポーチはお揃い。

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50cmのショーンはペンちゃん大のお気に入りで、家に居る時は常に携帯しています。
今年から社会人1年生になったペンちゃん。都会の満員電車に揺られ、日曜も祝日も盆も正月も関係ない夜勤のある仕事をしているので、やはりつらいことも多く、ショーンを抱いて、懸命に心のバランスをとっているらしい・・・。ショーンの貢献度高し。

 

 

2016-10-31 | Posted in つれづれなるままに | タグ: Comments Closed 

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