| Diary いちごの花・・・Page10「いつも同じっていけないこと?」 私が日頃よく聞く言葉。 「いつも同じになっちゃうんですよねー」 「気が付くと、似たような布ばっかり買ってるんです」 ・・・・・・・・・・・・・ 何だか悪いことしたのを告白するように話して下さるのですが、 エッ?それっていけないことなの? そんな時私の答えは、いつも同じ。「素敵じゃないですか!!」 いつも作るものが同じような雰囲気になってしまう方。 それはあなたの「作風」です。 ふと気が付くと、好きな色が決まってしまっていて、極端に偏っている・・・・・と思うあなた! もっともっと続けて下さい! 好きなものはとことん追求して下さい! それがあなたの“個性”になるまで。 好きなものはそんなにコロコロ変わらない。変わらないこと、いつもおんなじなこと それは、とっても素晴らしいことなんですよ! 最初は誰かの、何かの、真似でもいいのです。 続けているうちに、その中から、自分だけのもの、誰とも違う自分だけの感覚を見つけて下さい。 それまでは、時々疑問に感じても、深く考えず、そのまま続けて下さい。 逆に、好きなものがたくさんありすぎて、ひとつに絞れない方。 それはそれで楽しいことですが、ものにまとまりをつけるのなら 「混ぜこぜにしない」、雰囲気の合わないものは「分ける」能力が必要でしょうね。 これはかなり上級のテクニックです。 それよりもひとつに絞って、「いつも同じ」でいることの方が、 安直だけど、簡単で心地いいかも知れません。 インテリアだって、ファッションだって、その方がコーディネイトという観点では、楽ちんなのです。 私はあえて「いつも同じ」でありたいと願うほどです。 考え方や好みに一貫性があって、周囲や流行に左右されない。 そんな人間であること、 そんな人間性が表れた「もの作り」や「暮らし作り」であること それは私の理想です。 「へーっ。いかにもあなたらしいじゃない?」と言われると ちょっと恥ずかしい反面、「良かった」とも思う。 「いつも同じ」は、自分を見つける道への入り口です。 一途にそこを歩いている人って、カッコいいですよね! |
Diary いちごの花・・・・・・Page11「やわらかいのが好き」 キットをお買い求めいただいた皆さまはもうご承知と思いますが 私のキルトの作り方は、普通と少し違っています。 トップ(表側のこと)を縫い合わせるのは同じですが、そのあとキルティングをする時 普通だったらキルト芯と裏布を当てて、3枚でキルトするところを 私は裏布を当てません。 まず、トップと芯だけで、ステッチしてしまいます。 裏布は最後につけ、あとで表に出ないよう今度は芯と裏布を軽く縫っておくのです。 本来、キルトというものは、布の間に綿を入れて縫ってあるもののことをいいます。 私がなぜ、この作り方をするかというと、答えは簡単。 きれいに速く仕上がるからです。 裏布をすくいながら均一に縫っていくのはなかなか難しく、 裏側のことを気にしていると、表まで汚くなってしまいます。 私のやり方だと、裏側のことは気にしなくていいので、表側に集中出来て、 結果、とてもきれいに仕上がり、しかもスピードが裏布を当てている場合の 2倍くらい速く出来上がります。 私が自分で使っている限り、これで特に問題もなく、初心者の方にはおすすめの作り方です。 ピーシング(はぎ合わせ)は好きだけど、キルティングは嫌いという方が多いようですが、 私の作り方だと、キルティングも好きになっていただけるようです。 さて、みなさまに普段ご説明しているのは以上のような理由ですが 実は私の中で一番大切なこと、 それはこの作り方をすると、「キルトがやわらかく仕上がる」ということです。 裏布までしっかりキルティングしてあるものや、ミシンキルトのものは 丈夫でお洗濯にも耐え、長持ちするかもしれませんが、 完成した直後は少し硬い感じがしてしまいます。 私は完成したその瞬間から、長く使い込んだようなふにゃっとした感じが好きで 家具にのせたりしたら、しなやかに垂れ下がってくれるような、 子供にかけてあげたら、ふわっと体に馴染むような、そんなキルトが作りたくて このやり方をしています。 つまり、わたしは「やわらかいのが好き」なのです! 着る物も、持ち物も、肌ざわりが良くて、やわらかいものを選ぶようになりました。 だから、ここ1、2年流行っている「麻」には、流行り始めた頃から全く興味がなく、 あのザラッとした感触があまり好きになれなくて。 私は誰がなんと言っても木綿派! 最近はいろいろなものを「やわらかいかどうか」を基準にして選ぶ私。 タオル、クッション、スポンジ、靴、パジャマ、ハンカチ、筆、カーテン、 お豆腐、プリン、ロールケーキ。(笑) ふわふわ、ふにゃふにゃが好き。 布をたたんで並べてある中に手を入れていると、やわらかい感触で、幸せな気分になります。 映画「アメリ」の中で、 主人公アメリがお豆の袋の中に手を入れているシーンがありましたよね。 ちょうど私もそんな感じかな・・・・・。単なるちょっと怪しい人ですよね! ★キルティング方法につきましては お問合せいただきましてもここに記載された以上のご説明は致しかねます。 ごめんなさい・・・・・・。 尚、キットをお買上げいただいた際は、ご不明な点はお気軽にお問合せ下さい。 |
| Diary いちごの花・・・・Page12「音楽のはなし」 私たち夫婦は、知り合った時すでに三十路も近い年齢だったので 結婚しても、それまで自分達が辿って来た道を、 相手の好みに合わせて変えるということは出来ませんでした。 音楽はその最たるもので、私も主人もお互いの世界には決して足を踏み入れません。 私は、10代の後半からジャズを聴き始め、気が付けば早や四半世紀、 持っているレコード・CDは「それのみ」と言っていい状態。 一方主人は中1からフォークを聴き始め、ロック、ブルース、ポップス、トラッドと 国内外を問わず幅広く聴き続けているのに、何故かジャズだけは聴かないと来て、 私とは全く接点がありません。 唯一2人共通して聴くのはビートルズだけでしょうか・・・・・ 主人は楽器の演奏や曲作りもするので、私とは音楽の聴き方が違っています。 自分の直感とフィーリングだけを頼りに聴く私は、 例えばレコードを買ってもライナーノーツ(解説)などはほとんど読まず、 ひどい時はアーティスト名も覚えず、演奏について深く掘り下げたりもしない 非常にイージーなリスナーであります。 反対に主人はレコードを買うと、じっくりと解説や歌詞カードに目を通し 楽器ごとの音を聞き分け、歌詞の内容を味わったり、曲の背景を考えたりと深くそこへ入ろうとします。 全然違う聴き方の2人ですが、CDショップには頻繁に出掛けます。 お店へ着くと、無言でそれぞれのコーナーへ。 テキトーにざーっと見て、今日はこれとこれとこれってな感じにパパッと決める私。(当然失敗も多いです) ジャケットの表も裏もじっくり見て、真剣な顔で考え込みながら見かけによらず慎重に選ぶ夫。 相手の趣味をほめることもありませんが、けなしもしない。 共通点はないものの、一応音楽のセンスに関しては お互い一目置いている、だからいっさい干渉しない、そんな間柄です。 お店のBGMにかけている私の持っているCDについては、お客様からよくたずねられます。 「もう少し聴いていっていいですか?」と、 お買い物が終わったあとも店内をのんびり見ていかれる方も多く 音楽のパワーにはずっと助けられて来ました。 せっかくですから、ここに私と主人のおすすめのアルバムをご紹介させていただきます。 たくさんある中から5枚を選ぶのは難しかったです。 主人は最初「それはちょっと無理」と言っていましたが 取り合えず今回は「女性向き」(?)の5枚を選んでもらいました。 (秘かに私も認めているアルバムです) みなさんも機会があったらぜひ聴いてみてください・・・・・・ ★何枚かはLPレコードのままご紹介しました。 |
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Rosemary Clooney / SINGS THE MUSIC OF COLE PORTER ローズマリー・クルーニー 『シングス・ザ・ミュージック・オブ・コール・ポーター』 最初から最後まで全曲がソフィスティケイトされたおしゃれな一枚。 コールポーターは私が大好きな作曲家。洗練された馴染みやすい楽曲を ロージーのハスキーでパワフルなヴォーカルがスイングします。 19歳の時、バイト代でこれを買った自分をほめてあげたい! |
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Sonny Rollins / EASY LIVING ソニー・ロリンズ 『イージー・リビング』 これも19歳の時に買ったアルバム。レコードに針を下ろすと、 今も初めて聴いた時の震えるほどの感動が甦る。1曲めの「Isn't She Lovely」は スティービー・ワンダーの曲だけど、最初はそうとは知らず聴いていた。 初めて私がインストゥルメンタル(ヴォーカルなし)のジャズに触れた1枚。 |
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Anita O'Day / ANITA SINGS THE MOST アニタ・オデイ 『アニタ・シングス・ザ・モースト』 アニタ・オデイ歴は長いです。ジャズを聴き始めてすぐに出会った女性ヴォーカリストの 一人。ハスキーでゴージャスな歌声で、スキャットのテクニックはピカイチです! たくさんある中からこのTHE MOSTを選んでみました。1曲目のメドレーが最高! 何度聴いてもいい!ピアノはオスカー・ピーターソン。 |
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Carmen McRae / AFTER GLOW カーメン・マクレエ 『アフター・グロウ』 大大大好きで、出来れば人に教えたくない!と勝手に思っている1枚。 ピアノの弾き語り出身のカーメンだけあって、すぐそこで歌っているようなヴォーカルと 話しかけてくるようなピアノ。私はなぜか、「ちょっと疲れているな」と感じた時ついこれを かけてしまう。心を癒してくれる大切な一枚。これを見つけた時、泣くほど嬉しかった。 |
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Sonny Clark / COOL STRUTTIN' ソニー・クラーク 『クール・ストラッティン』 これを「名盤」と称して紹介すること自体が赤面ものの傑作盤。でも、いいものはいいと 何のてらいも無く言えるのが「大人」だと思う。超有名アルバムだから、 ジャズを聴かない人もこのジャケットだけはショップで見た方も多いのでは? ジャケットも大人だけど、中はまさに「大人の世界」。最高にクールな1枚。 |
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Bruce Springsteen / BORN TO RUN ブルース・スプリングスティーン 『ボーン・トゥ・ラン』 このお方は、ルックスも含めて「カッコいい」と私も認めざるを得ません。 何と言っても、声がいい!低音でハスキーで、あの顔からこんな声が出てきたら いいなと、想像したそのものの声が出てくるからたまりません! これは若い頃のエネルギッシュなアルバムです。かっこいいです! |
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John Lennon / ROCK'N' ROLL ジョン・レノン 『ロックンロール』 言わずと知れたジョン・レノンです。これは50年代のロックンロールを集めたアルバム。 ビートルズの頃やダブルファンタジーのジョンもいいですが、 このアルバムではジョンがどんなにロックンロールを愛していたかがわかる。 あの「スタンドバイミー」もこれに入っています。 |
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Vashti Bunyan / JUST ANOTHER DIAMOND DAY ヴァシュティ・バニヤン 『ジャスト・アナザー・ダイヤモンド・デイ』 「まだこんないいのが残っていたとは・・・・」初めてこれを聴いた時の夫のセリフ。 これはブリティッシュフォークの幻の名盤。「旅」をコンセプトに作られたこのアルバムは ドリーミーでノスタルジックな歌声で溢れてる。ギター、マンドリン、アイリッシュハープ などスローでアコースティックなサウンドが疲れた心を癒してくれます。 |
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De Danann / THE STAR SPANGLED MOLLY デ・ダナン 『ザ・スター・スパングルド・モリー』 トラッドと呼ばれるアイリッシュミュージックのアルバムです。きっとみなさんも 「これどこかで聴いたことある!」と思うはずです。19世紀を描いた映画の中に 流れていそうな雰囲気。アイルランド人でもアメリカ人でもないんだけど、何だかすごく 懐かしい感じ。ギター、バンジョー、バイオリン、のんびりと柔らかなヴォーカルもいい。 |
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SUGAR BABE / SONGS シュガーベイブ 『ソングス』 1枚だけ邦盤をご紹介します。若い方はご存知ないかなー。 伝説のグループ、シュガーベイブです。最近はCMなどに曲が使われていたりもするので 聴けば「あ〜あ〜」と思われるはずです。まだ今みたいに技術も発達していなかった この頃の音楽が、実は現代の若いミュージシャンにもちゃんと受け継がれているわけです。 |