まち針登場 2009/05/31/Sun

ブログのタイトルにも使っている「まち針」。
布を重ねて縫う時に動かないように止めておく、または目印のために使う針です。
漢字では「待ち針」。

一般的なものには、
・和裁用(針が長くて、プラスチックの平らなお花形の頭がついています)
・洋裁用(和裁用よりは針が短くて、パール色の丸い頭がついているものが多い。主にミシンで縫うのを想定してあるようで、針がしっかりしています)
・手芸・小物作り用(洋裁用より針が細く、頭はプラスチックかガラスの小さな玉。)
が、あると思われます。

針は、まち針に限らず、自分が使いやすいものを探すといいと思います。
薄い布を縫うのに、太い針は針通りが悪いし、厚い物を縫う時、針が細いと折れて危ない。
小さい物を縫うのに、和裁用の長いまち針は邪魔だし、長い距離を縫うのに、短い針は効率が悪い。

100人いたら、針の持ち方は100通り。
指の長さも縫い方もみんな違うんだから、思い込みを捨てて、自分に合ったものを探さなくちゃ。
使いやすくて、きれいに出来て、効率のいい道具に出会えたら、最高にラッキー。

私は更に、見た目の可愛さも重視するので、何でもいいってわけにはいかないな・・。
今、普段気に入って使っているまち針は、1本1本手作りで作られたガラスの頭のもので、お店でも販売中です。

↑ ちなみにこれは、私が自分で作ったまち針です。
和裁用のまち針の頭を取って、ビーズを接着剤で着けたもの。
これは、プラスチックのお安いビーズだけど、本物のグラスビーズを使うと、豪華で素敵ですよ!
接着剤は金属やプラスチックが着くものなら何でも大丈夫。
乾くと透明になるものがいいかな。

たまに使うだけだけど、ソーイングケースを華やかにしてくれる存在で、楽しく仕事するには、こういう小っちゃいものが、とっても大切。

2009-05-31 | Posted in お店の仕事 | | Comments Closed 

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