ごはん命!わたし独自のゆるふわグルテンフリー生活 2018/2/28/Wed

みなさま、こんにちは。いかがお過ごしですか?

さて、今日は私がここ数年続けているゆるーい「グルテンフリーな食生活」をご紹介してみようと思います。
私は、自分が小麦粉を使った食品をたくさん食べると体調が悪くなる「グルテン不耐症」だと気付いてから、主食に粉ものを食べるのを止めました。
以前の記事にも書いたように、アレルギーの重篤なショック症状のようなものはないのですが、消化不良、胃部膨満感、疲労感、眠気、集中力の低下、気分の落ち込みなどがあり、回復するまでに半日横になって過ごすということがよくありました。

不調の原因がグルテンだとわかり、パン・パスタ・うどん・そうめん・ラーメン・焼きそば・・・などを、ほぼゼロにした生活が、もう2年ほど続いています。
以前は、日曜日ごとに都内のパン屋さんを巡るなど、パンは大好きでしたし、自分でもパンを焼いたりギョーザの皮を手作りしたり、まったく粉ものを疑うことなく暮らしていたのです。
ある日、体調が悪くなる原因を調べてみると犯人はグルテンだとわかり、その後排除することにより劇的に体の調子が良くなりました。

グルテンフリーなんて聞くと、食べたいものを必死で我慢して、厳格にストイックにきっちりやっているように思われるかもしれませんが、全然。
ずぼらな私にそんなつらいことが出来るわけもなく、とにかく食事は毎日のことですから、楽で、めんどくさくなくて、お金がかからないことしか続きません。

ですから、私がやっていることは、たったひとつだけ。
主食を、お米にする。これだけです。

何は無くともまずはご飯。
普通のお米を普通に炊いたご飯です。以前は、玄米に固執していた時期もあったのですが、今は素直に白米です。
日本はお米が主食の国ですから、その気になればグルテンフリー天国です。

お米と言っても形はいろいろあるのですよ。たとえば私の朝ごはんは

玄米フレークと玄米パフ。フレークは牛乳はかけず、オリーブオイルと塩でいただきます。パフの方は甘みがついているのでそのままで。

さすがですね~お米は。麺にもなっています。
フォーはお米で作った麺。我が家ではこのエースコックの鶏だしフォーを常備しています。生野菜をたっぷりのせて、レモンを添えて、ナンプラーを垂らしてベトナム風に。

ビーフンもお米が原料。少量のお肉とお野菜たっぷり入れて、味付けしないでいいなんて、なんて秀逸。大好きなケンミンの焼きビーフンを常にストックしています。忙しい日のお昼などに最適。
うどんやそうめん以外の麺というと、蕎麦がまず思い浮かぶとは思いますが、蕎麦は結構落とし穴。お手軽価格の蕎麦は、だいたいそば粉より小麦粉の方が多いのです。パッケージの裏を見ると、そば粉より小麦粉が前に来ていますよ。大半が小麦粉ということですから、要注意です。十割や二八はいいのですが、やはり少々お値段高めで、しかも茹で加減も難しい・・・
そんな中、我が家でよく食べるのは、新潟名物の「へぎそば」。

海藻が練り込まれていてツルツルと喉ごしがよく、おつゆにわさびではなくからしを入れるのが特徴です。裏を見ると

そば粉の方が前に来ていますね。でも、油断大敵。3番目の小麦たん白、これこそがグルテンの正体です。決して食べ過ぎないようにしませんと。
とにかく基本はごはんです。私は昼と夜が米食。

ご飯さえあれば、あとはお味噌汁だけ、漬物だけ、玉子だけでもいいわけで、万能です。

主食をご飯に限定してしまうと、自然と納豆や味噌や醤油やお酢といった発酵食品を一緒に口にするようになって来ます。野菜や海藻を食べる量が増えます。大豆製品や魚を食べる機会も増えます。

ん?? 何? 自動的に健康的な食事になっちゃってるじゃないの・・・

これがパン食では、絶対にこうはいきませんし、うどんやラーメンやパスタでも然り。
主食がごはんだからこそ、無理なく健康に良いものを食べる図式になっています。

しかも、この1年ほどで、グルテンフリーはかなりメジャーな存在になってきています。
インスタント麺のコーナーには、サッポロ一番やラ王と一緒に当然のように「鶏だしフォー」が並んでいますし、パッケージには堂々と「グルテンフリー」の文字が。
あら、ひき肉のコーナーには、こんな商品も。

以前は、美容に執心する方々のものだったグルテンフリー。今では特定のダイエッターだけではなく、一般人にも、その健康効果が浸透してきているようです。癌やうつ病など、病気との因果関係も取り沙汰され、意識が高くなって来ている証拠ですね。

そうは言っても、パン好き麺好きの家族の食事との兼ね合いが・・・と、なかなか実行に移せない方もいらっしゃるかも知れません。でも、家族の食事と共存させることは、実は結構簡単です。

ある日のお昼、メニューは「キャベツとしらすのペペロンチーノ」。ペンちゃん(娘)のものはもちろんパスタですが

私のは下がごはんです。

ラーメンやうどんの時は、スープとトッピングをおかずにしてご飯を食べるという感じ。
まず、普通に献立を考え、自分のだけ主食をお米に替えるだけでOK。ごはんのストックさえしておけば、別々に作ったりはしないので特に負担はありません。ですから小麦の主食はスッパリ無理なく止められたのです、すごく簡単でした。
しかし、
甘いものは一向に止められない私。
まあ、我慢は体に毒ですから(?)、食べたいだけ食べています。お菓子に使われているのは主に薄力粉でグルテンは少な目ですが、でも、なるべく使っていない物を選んでいます。
探すの大変?いえいえ、そんなでもないですよ。食べられるものはいっぱいあります。

まずは、チョコレートとアイス。これだけでまぁ十分ですが、他のものは代役を見つければいいのです。
あんパンは、おはぎやあずき缶に変換、クリームパンやシュークリームはプリンに替える、などなど。
お米、とうもろこし、ジャガイモが原料なら何でもOKってことですし

さつまいものお菓子もいいですね。私はスーパーで売っている焼き芋を冷凍しておいて、おやつや朝食にもいただきます。

でも、基本、主食以外は好きにします。外食の時は人に合わせるし、どうしても食べたかったら我慢はしません。
難しいことは出来ませんから、とりあえず、小麦粉をこねて粘りを出して作られたものだけ除去します。
揚げ物の衣など、小さいことはスルーします。これが私流。

ゆるグルテンフリーを実行すると、どんな良いことがあったか。
それはもう、体の軽さは比較にならないほどです。
私は、日々引きこもりで運動不足ですから、水を飲んでも太る体質だったのですが、グルテンフリーを始めてからは体重が成人してからの最軽量となりました。体重を落とすだけなら、これが一番ダイエット効果ありなのではないかと思うほどです。海外セレブやトップモデルたちが実践するのも納得です。

私は、冷え性もかなり改善。更年期障害も症状が緩和されてきました。
先日見た雑誌には、「小麦粉が腸内環境を悪化させる」との医師の談話も載っていましたので、私の腸はだいぶ良い状態に?自然と体重が減っていきリバウンドしないのも、小麦の主食をやめて、お米オンリーにしたお蔭のようです。
腸内環境は自律神経と深く係わっています。気分が落ち込んでやる気が起きない、イライラするなどのメンタル面もグルテンを排除することで徐々に回復してポジティブシンキングに変わっていきました。更年期特有のうつ状態も、もしこんなことで治していけるなら、超安上がりですね。

朝はパン食、お昼は麺、夜は糖質オフで主食抜きなんて、みなさまの中にも、お米を全く食べない生活の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もし、病気ではないけど何だか体の調子が今一つということがありましたら、お薦めします。ゆるグルテンフリー生活。
ゆるーく、お金をかけず、ストレスを溜めず。思った以上に心も体も軽くなりました。
お米を食べると食費も減りましたよ。考えてみたら、お米10キロ5千円。
都内のおしゃれパン屋さんの1回のお会計は1800円。
比較にならないコスパ・・・。

ありがとう、ごはん。

 

 

2018-02-28 | Posted in 暮らしのあれこれ | タグ: , , Comments Closed 

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