服の断捨離(2)ー私服の制服化計画! 2022/05/03/Tue

みなさま、「私服の制服化」という言葉をご存じですか?

私が、すぐに思い浮かべるのは、アップルの創業者スティーブ・ジョブズです。
イッセイ・ミヤケの黒のハイネックカットソー、リーバイスのブルージーンズ、ニューバランスのスニーカー。
いつも同じこの服装。
「毎朝、何を着るか考える時間を、ほかのことに使いたかった」というのが、このファッションの理由。
さすが天才、ブレません。


私は、社会人になってから制服を着たことがないので、制服=学生服です。

上の写真は、私の娘の高校の制服で、グレーのブレザーとチェックのプリーツスカート、白のワイシャツにネクタイかリボン、白のハイソックスが正式、普段は紺のハイソックスも可、寒い時は地味な色のカーディガンを着ても可、という内容でした。

自分の時を思い出しても、ブレザー1枚と、スカートが夏冬各1枚、白のワイシャツかブラウス、長袖2枚半袖2枚、だいたいこんな感じで、3年間回していたように思います。
今でこそ、形状記憶&ウォッシャブルですが、昔は、制服は自宅で洗濯なんか出来なかったし、せいぜいスカートを寝押し(懐かしい言葉!)するぐらいで、ずっと毎日同じ服を着て過ごしていたわけです。

あんな新陳代謝活発な10代の頃に、そんな服の着方していて何の疑問も持たなかったのに、大人になったら、急に毎日違う服を着ないといけないって考えるのは、いったい何故なんでしょう・・

考えてみたら、それって勝手な思い込みで、誰もそんなことは決められていないし、実際ジョブズのように、毎日同じ服装をしている人はたくさんいらっしゃるのです。
コロナ禍になって、動画を見る機会が増えた私。
「私服の制服化」を行なって、少ない服で、お洒落に暮らしている人を多数発見しました!
もしかしてこれは、ずぼらな私に向いているのでは?
と・・

それでは、さっそく、「私服の制服化」を始めてみたいと思います!


まず、どんな制服にするかを考えてみました。

色はどうしよう・・やっぱり地味な色が落ち着きます。
今までの私は、たとえば紺・黒・茶とあったら、洋服は紺を選ぶことが多く、バッグや靴は茶色を選ぶことが多かったのです。
でも、髪がグレーになったせいで、学生のイメージが強い「紺」が似合わなくなってしまいました。

なので、前回の記事の中で決めた4つの理由とは別に、今回「紺色の服」が、捨て対象となりました。
「茶色」は、かなり色味の幅があって、着こなすのが難しく、グレーヘアをさらに老けて見せてしまう可能性大。 好きな色ですが、却下です。

というわけで、私の制服の基幹色は「黒」に決定しました!
でも、全身真っ黒というのも怖いので、大好きなギンガムチェックをプラスすることにしました。

記憶が定かではないぐらい小さな頃から、ずっとギンガムチェックが大・大・大好きな私。
常連のお客様にはとっくにバレていると思いますが、私が作る物のほぼ全てにギンガムチェックが使われています。

この写真のように、当然、日常のいろいろな物に、無意識にギンガムチェックを選んでいることが多いのですが、
洋服は、その溺愛っぷりが逆に恥ずかしくて、少し控えめにしていたところがありました。
でも、もう、どうせ着るなら好きなものがいい!


というわけで、私の制服が決まりました!

これが、私の制服(標準服)です。
黒のギンガムチェックのブラウスに、黒のカーディガン、墨黒のリネンワイドパンツ。

・ブラウス
・カーディガン
・リネンまたはコットンのワイドパンツ。

常にこの3点が基本型で、色は、白・黒・グレー・生成り のみ。
さすがに1組というわけにもいかないので、いくつかバリエーションを用意してみました。

最後の2つはギンガムチェックがない無地だけのコーディネイトなので、布バッグやストールでプラスしたいと思います。(今は持っていないので、これから買う予定)

ご覧のように、正直、どれもこれも似たり寄ったりで、違いがよくわかりませんよね。
可もなく不可もなく。
でもそれが、私にはすごく大事なことでした。

人間、毎日毎日変わらず元気というわけにはいきません。
体調が優れなかったり、メンタルが弱って落ち込んでいる時もあります。
でも、これなら朝、何も考えず目をつぶって手に取っても、それなりに無難に、いつも通りの服を着られることになります。
50代~60代の服装としては、特に地味ってわけでもないし、かと言って殊更に若作りしてるってほどでもない。
人からどう見えるのかはわからないけど、

自分では、大好きなギンガムチェックが入っているから着ていて楽しいし、常に満足していて、多分すごく私らしい!
服を着るのがこんなに楽しいと思ったのは、大人になってこれが初めてかも知れません。
私服の制服化、これは私にすごく合っていたみたいです。


この枚数の洋服で、衣替えはしません。
夏は、ブラウスを半袖やノースリーブ、カーディガンが薄手のものになり、冬は、あったかいインナーやレギンスで防寒して、カーディガンを厚手のものにします。

洋服を買うのも、すごく楽になりました。
お店に入ったら、黒のギンガムチェックの服だけ探せばいいし、色で迷ったら、黒を選べばOK!
制服にならないものは必要ないので、余計なものを買わずに済みます。
毎日似たような服ばかりでつまらないと思われるかも知れませんが、これが意外にも逆で、
学生服の頃、生活指導ギリギリのところで、ワンポイントのセーターを着たり、スカートの丈をいじったりしていた、そんなワクワク、ドキドキ感!
「何でも好きな物を着ていいよ」と大海原に放り出されるより、これとこれとこれだけで何とかしてね、と限定される方が、人間て、いろいろアイディアが沸いて、工夫するみたいです。
それが、何とも言えず楽しい!


そして、「私服の制服化」をして一番良かったことは、服を大切に扱うようになったことです。
以前は、着ていたものを脱いだら、椅子に適当にポーンって感じだったのですが、今はしっかりハンガーに掛けてシワを伸ばし、ほこりや糸くずをきれいにとって、明日に備えます。
少ない服で着回しているので、破れたり汚したりしては大変なので、気を使って丁寧に扱うようになりました。
私の中では、今までとは、全く違う服との向き合い方です。

数を減らしてラックが少し空いたので、パンツの両脇にループを縫いつけて、

ハンガーに掛ける収納にしました。

衣装ケースがひとつ空いたので、ここは、捨てるかどうか迷っている物の「保留BOX」としました。
こういう余分のスペースがあると、ついつい何か入れたくなるのが人間ですが、空いている場所があるって、何かと心強いので、しばらくは空けておくことにします。


1年を通して30着程度の洋服。
これでも、私には過分な量なのかも知れませんが、しばらくはこれでやってみようと思います。
リバウンドしないように、1in1outを心がけて、数をコントロールしていくつもりです。

服が少ないとお洒落が出来ない、楽しくないと思っていたのは誤解で、大好きな自分らしい服が見つかりさえすれば、数はほんの少しで大丈夫。
「私服の制服化」をやってみたら、そんな事がわかりました。


たくさんに持っているのに「着る服がない!」「毎朝、何を着るか決まらない!」とお悩みの皆様に、この記事が何かのヒントになりましたら嬉しいです。

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2022-05-03 | Posted in つれづれなるままに | | Comments Closed 

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