葉っぱも焦げる記録的猛暑の夏の庭 2023/9/27/Wed
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
9月も下旬になり、長くて厳しかった夏が、やっと終わろうとしています。
でも、いまだに「秋」っていう感じは薄く、「ひと頃に比べると、だいぶ楽になったかも」という程度です。
この夏は、本当に暑すぎましたね・・
夏のガーデニングは、春に比べると、大して良い写真もないのですが、ご覧いただけましたら嬉しいです。
前回の記事のあと、5月~6月に咲いたのは、
種から育てたヤグルマギク。
子供の頃から、好きなお花第一位です。
スイートピー、カモミール、ニゲラ、リナリアなどと一緒に、古いブリキのバケツに入れて飾りました。
スカシユリ。↑ カサブランカのように、香りがあればいいのにね・・。
「絶対に枯らしたくない!」と意気込んでいたアストランティアは、↑
こうして無事咲いて大興奮!
宝石のように素敵なお花でした!
↑ 我が家のアジサイは、白い線香花火みたいです。
母の日に、娘がプレゼントしてくれた苗。↑
ペチュニア。 ニュアンスカラーと、斑入りの葉っぱがお洒落な子。
左のお花もペチュニア。ブラウンの筋が入る大人っぽいお花。↑
右は、アジサイ・マルルー。バスケットに寄せ植えにしました。
↑ これは、どこからか勝手に生えてきたネジバナ。 名前どおり、ネジネジのお花。
↑ ホスタ(ギボウシ)にも、立派なお花が咲きました。
7月に入ると、早い時期から厳しい暑さで、庭仕事どころではありません。
枯れないように、水をやるだけで精一杯。
雨も、ほとんど降りません。
8月になったら、
暑さで葉っぱが焦げました。
とにかく、ずーーーーーっと暑い・・
そんな中、花壇で元気に咲いてくれていた、優秀な一年草たち。
切っても切っても次々咲く、コスパ最高な子たちをご紹介します!
↑ こちらは、ペンタス。星形のお花が、夏にピッタリ。
私は、涼し気な白をチョイスしましたが、他にも赤やピンクもあるので、可愛い色がお好きな方にもお薦めです。
↑ こちらは、サフィニア・ポップ。
ペチュニアより花が小さくて、あっさりした感じです。鉢植えにして、お花が終わりかけたら、ばっさり丸坊主にしても、2週間後にはまたこの状態に戻る、最強夏花。
↑ こちらは、アンゲロニア。涼し気な穂状のお花で、切っても切っても脇からまた芽が出て、次々お花が咲きます。虫もつかず、手間のかからない良い子ちゃんです。
↑ こちらは、ユーフォルビア・ダイアモンドスノー。
白い部分は、花ではなく苞(ほう=花序のすぐ下の葉)なので、散ったり枯れたりせず、ずっとこのままの姿で、どんどん大きく広がっていきます。
細身で、か弱そうですが、猛暑にも全く動じる気配がありません。
去年までは、ずっと疑いの目で見て敬遠してきたので、正座して謝りたいほどです。
宿根草も、なんとか開花にこぎつけた子たちをご紹介します。
↑ キキョウ。 花より、風船みたいなつぼみが好きです。
↑ モナルダ。 モケモケのお花に、蜂がいっぱい来ます。
↑ コレオプシス・スタークラスター。
小さめのコスモスに似たお花ですが、すごく暑さに強くて、次々咲きます。
本当は、花芯の近くがピンクになるはずなのですが、土のせいか、暑さのせいか、クリーム色だけです。
↑ ガイラルディア・グレイプセンセーション。
花びらが散ると、ブドウ色のポンポンが残って、これも可愛い。
↑ キキョウを使った切り花。全部、夏の庭のお花たち。
ダリアは、今の所一輪しか咲いていません。
一株から30輪お花が咲くって、球根のラベルには書いてあったけど、いったいどこの話?って感じです。
秋には咲くのでしょうか・・
私の庭に、ダリアは向いていないのかも知れません。
好きな花が、必ずしも自分の庭に向いている訳ではないので、数回試してダメなら、あきらめるしかありません。
とにかく、近年のガーデニングでは、暑さ対策が最重要課題です。
移動できない花壇のお花は、祈ることしか出来ないけど、鉢植えはいろいろ試行錯誤を繰り返しています。
暑さに弱いアストランティアは、うっすら冷たい空気が出ている通気口の前に、鉢ごと埋めてみました。
結果、夏越し成功しました!!!
↑ 今、9月の庭は、こんな状態です。
今年は、暑さや蚊に負けず、短時間でも、毎日欠かさず庭に出ることを心掛けました。
そのせいか、我ながら、なんとか綺麗な状態を保てているのではないかと思います。
尋常じゃない暑さの影響は、植物の生態も変えてしまっています。
今年は全国的に、「暑さに強い」と言われていたお花も、耐えられず枯れてしまうものも、多かったようです。
みなさまのお庭はいかがでしょう。
9月下旬、やっと庭に出られる気温になってきましたので、このあとは、秋のお花を楽しみつつ、来年の春の準備も進めていく予定です。