短すぎる秋と初冬の庭の様子 2023/12/28/Thu

今年もあと数日になりましたので、秋から初冬にかけての、小さな私の庭の様子を、ここに記録しておきたいと思います。
ぜひお付き合い下さいませ。


9月末になっても30度越えの日があって、夏の花がまだまだ元気です。
緑がとってもきれい・・

10月に入っても、これは秋? 涼しめの夏?という日々で、庭をどうしたらいいのか、まったくわからず・・
9月は暑すぎて、種蒔きをするような気温じゃなかったので、10月に入ってやっと始めました。

昨年は玉子パックでしたが、今年は紙コップ2枚重ねにしてみました。
狭い庭なので、たくさん苗が出来ても植える所がないので、1種類につきコップ2個。
ヤグルマギク、オンファロデス、ルピナス、アストランティア、忘れな草。
ヤグルマギクは一昨年の種、他は自家採種なので、発芽するかは怪しいレベル。(笑)

秋のバラはたった一輪。
つぼみの時に虫に食われて、あまりきれいではありません。
それは私の庭だけに限らず、全国的に花が遅く、虫の被害が甚大で、この夏の記録的猛暑の影響が顕著に出ているようです。

秋のお花。こちらは、ネコノヒゲ。↑

シュウメイギク。↑

観賞用トウガラシ・パープルフラッシュ。↑
ネコノヒゲと一緒に寄せ植えにしました。

私は昨年から、花壇だけでなく、植木鉢を使ったポッティングガーデンにも挑戦しています。
鉢植えは、たくさんの植物を育てることに夢中になれる反面、土にお金が掛かるのが難点。
それだけならまだしも、古い土が溜まり続けるという宿命を背負う羽目に。

使用済みの土を放置するスペースがないので、今年は、その処理が最大の課題になりました。
そして始めたのが、絶賛大流行中、カルスNC-Rでの土の再生です。

容器に使用済みの土を入れます。
植物の根っこなどはそのままでも大丈夫。

その上に、有機物(植物残渣、落ち葉、生ごみなど)をのせます。

その上に、カルスNC-Rをふりかけ、

さらに米ぬかをのせて、

また土をかぶせて、水をかけて、ひと月ほど置きます。
カルスの粉の中には微生物がいて、有機物を分解して、再び栄養のある土に再生してくれるとのこと。

約ひと月ほどたったのが、こちら。↑
硬い茎がまだ残っていますが、柔らかい雑草や落ち葉などは、だいぶ土に還っている状態です。
このあと、硬い所はハサミで刻んで、再度、分解が進むのを待ちました。
初めてのことなので、まだコツをつかめないでいますが、今後はこれで、使用済みの土と、庭から出る植物のゴミの両方を再利用出来るので、循環する持続可能な庭作りが実現することになりました。

11月も後半になると、やっと葉っぱが黄色になったり赤になったりして、秋本番。 秋?
いえ、涼しめの夏が終わると、即、暖かめの冬がやってきました。
昨日まで半袖だったのに、今日からダウンです。
昨今のこの異常気象、段階を踏むってことを知りません・・(ため息)・・

花のない季節に、小菊が可愛く咲いてくれています。
オギザリスの濃い紫がきれい。

グラウンドカバーのポリゴナムが、金平糖のような花を咲かせています。

12月に入ると、園芸店はパンジービオラの苗がたくさん並んで、ただただ、買い物が楽しい時期です。
寒さに強いビオラの花は、↑ 買った時から

ひと月で、こんなにお花も増えました。↑

私は、「花を追わない庭」を目指すことにしたので、一年草はすべて鉢植えで、花壇には低木と宿根草、それもなるべく葉っぱがきれいなカラーリーフをメインに構成することにしました。
冬枯れの正面花壇は、地上部を枯らして春を待つ植物が多く、今はこんな感じです。

でも、株元にはすでに新しい芽が出てきています。
これは、西洋オダマキ。

ミセバヤの中心部にも、新芽がいっぱい。

白の沈丁花には、もう蕾がスタンバイ。

古いので、ダメ元で植えたムスカリの球根も、葉っぱがいっぱい出てきました。

なかなか気温が下がりきらないので、チューリップの球根は12月16日にやっと植え付けしました。
すべて鉢で、カルスの再生土で植えてみました。
冬場は特に、庭の大半が日陰になってしまうので、鉢植えだと、日当たりを求めて移動できるのがいいですね!
春にお花が咲くのが、今から楽しみで仕方ありません。

12月も下旬になると、耐寒性のないものは、寒さで枯れてしまいます。
室内に取り込めば越冬も可能なのですが、私は、外で枯れるにまかせて、来年また買う楽しみを味わう派です。

真冬のお花、クリスマスローズに蕾が見え始めました。
これから1年で一番寒い時期に入ります。
庭仕事は、あと、バラの剪定と誘引を残すのみとなりました。
心から、暖かい春が待ち遠しい反面、春は、答え合わせの季節でもあり、ちょっとドキドキでもあります。
まだまだ坂の途中。
来年もたくさんガーデニングを楽しんで、いろいろな植物と出会いたいと思っています。


みなさま、今年もこのブログをお読み下さりありがとうございました。
みなさまの2024年が、健やかで楽しいこといっぱいの一年でありますように・・

2023-12-28 | Posted in 季節の出来事 | タグ: Comments Closed 

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